爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

終戦前後の体験

2007年09月04日 | ブログ

昭和20年ゲートルを巻き戦闘帽姿の旧制中学1年生の爺 8月の敗戦までの4ヶ月二人の配属将校による軍事教練を体験。

主に軍人勅諭の朗読と行軍と言う名の行進訓練、団体で歩調をあわせての行進は、時々足と手が一緒になってしまい、甲子園における高校球児の入場行進でも時折見かける。

出征兵士のいる農家の手伝い、除草機と称するものを転がしながら苗と苗の間の田の草をとる作業である。

運動神経は良いが、体重が30キロ程度のチビだった爺には、かなりの重労働、適当に休み休みしないとへばってしまう。

10時に出される、塩むすびの味は、コシヒカリより うまい。

敗戦後の配属将校たち食糧増産の指導員に早変わり、生徒は鍬を持参で通学、グランドは、たちまち 畑と化す。


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