先日 昭和37年前後 職場を共にした平均年齢75歳の仲間達との1年ぶりの集い。
最近の集い、故人となられた仲間のご冥福を祈る黙祷で始まり故人の思い出話に花を咲かせながらのご供養の場でもある。
今回の話題の故人、大柄なI氏、 話をし始めると、身振り手振りを交じいて、表現も大袈裟に面白おかしく話す御仁。
新潟地震のときのこと、花瓶が倒れても家中が大洪水になったかように、屋敷の池の水の揺れも、大津波が来たかのように、子供たちに昔話を聞かせるように、ゆっくりと丁寧に話す、I氏特有の周囲をひきつける話術は誰も真似できないであろう。
変わったところで、黒羊羹とアンコについては、うるさい御仁でもある。
黒羊羹は、叩くとカチン、カチンと音がするほどに硬くなったものを、鋸で切って食べる。
あんこは家庭でご飯代わりに食べる習慣、お腹の調子の悪いときは、あんこを食べると
直ると言うほどのアンコ好き。
何回か硬い羊羹もいただいたが、美味しかったと言う印象はない。