爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

豪雪地の雪道

2021年02月01日 | 日記
大雪の朝、早い時間帯は一列縦隊で歩くしかない。すれ違い時に「どうぞ」道を譲ると、譲られた大人は「すみません」、子供たちは「ありがとう」と言う、豪雪地でのマナーである。

昭和33年~42年、職員アパート生活の時だった。大雪の朝は、3人づつ交替で幹線道路まで約50メートの間を「かんじき」で雪を踏みしめて、すれ違い出来る道幅を確保したもの。

雪道での車の運転は、予期しないトラブルに遭遇する。圧雪状態が緩んだ道路では、深みにはまって必死に脱出を試みるが一人では無理、助っ人を頼んで救出される情景があちこちに。

昭和52年~55年、豪雪の僻地勤務の時のこと、マイカー通勤は3人一組になって交替で、同乗する2人は、緊急時の対応やチィーン着脱に当たった。携帯もなく連絡手段に乏しかったので心強かった。

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