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爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

小さな村役場

2021年02月10日 | 日記
昭和26年、社会人の第一歩は、村長以下職員二十数名の小さな村役場で事務補助に携わりながら県庁に入るまで2年を過ごした。職員の殆どは地元農家の出身者で占められていた。

職員及びの区長さんに役場からの書類等を届けている二人の小使いさんを通して、寝たきり老人、病人、妊産婦、障害者など家庭環境が正確に把握されていたようである。

職員同士の人間関係は家族的で和気あいあいの雰囲気であったが、職員と地域住民との距離が身近だったがゆえに、、職員は常に監視、期待、把握されて密接な関係にあったと思う。

平成の大合併で新潟県も112市町村から30市町村になって、財政的には節約されて大きなメリットの反面、デメリットとして住民との繋がりは遠く薄くなった感は否めない。

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