喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

列車の旅

2014-10-30 | ブログ
今日から姫路に仕事。
めずらしく列車の旅となる。
朝6時に家を出発し、八幡浜駅から岡山行き しおかぜ10号に乗り込む。

 改札口で久しぶりの再会もあり幸せを感じる始まり。
一時間ほど、朝もやただよう南予の山あいを走り、松山へぬける。
まぶしいくらいの日差し。

 今は、左手に瀬戸内海を見ながら今治に向かっている。
おだやかな海に大きな貨物船やタンカー、そしてたくさんの小さな漁船。

 列車の旅の良さって何だろう?
ふるさと佐田岬は、列車が通っておらず、縁がない。
岬めぐりのバスが走るのみ。

 列車の旅は、バスの旅ほど、暮らしの営みを感じることはない。
ちょっと高い場所から見下ろしながら、車窓から刻々と移り変わる景色をながめることができる。

 人々の暮らしや自然とつかず、離れずの距離感がいい。

 憧れは、アメリカ横断鉄道、シベリア鉄道、オリエント急行
はたまた北海道行き日本海回りの北斗星。

 仕事前の移動時間だが、家から作ってきたドリップコーヒーを飲みながら豊かな時が流れている

 時間は、楽しむためにある。

          岬人(はなんちゅう)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする