喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

即位の日 ~令和の時代始まる~

2019-05-01 | 歴史・伝統・文化
 5月1日(水)、即位の日。
 朝は、小雨が降っていましたが、9時過ぎにはおさまり、
四国最西端の伊方町立三崎中学校でも国旗を掲揚しました。



 いよいよ令和の時代が始まりました。
令和という名称のもととなった万葉集。
中学校では、国語や社会科で学びます。

  ―万葉集「梅花の歌」―

   初春の令月にして、
  気淑(よ)く風和ぎ、
  梅は鏡前の粉(こ)を披(ひら)き、
  蘭は珮後(はいご)の香を薫(かをら)す。


 どんな意味かというと、
 時は初春のめでたい月(令月)、空気は柔らかく、風は和やか。
そして梅の花は、「鏡の前に立つ白粉(おしろい)をまとった美女」
のように咲き誇り、蘭の花は、「その身を飾る衣にしみこむ香」
のようによい薫りがただよっている。


 つまり、令和とは、
 何を始めるにもよい、とてもおめでたい、和やかな時代になりますように

という願いがこめられています。

 五月という季節ともあいなり、やる気が満ちあふれてくるようです。
 
 地域では、5月3日は、三崎で「はなはな祭り」。
5月5日は、二名津で「こいのぼり祭り」が開かれます。