喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

少年の日のお祝い ~紅白饅頭づくりへの思い~

2021-02-04 | 

  2月4日、四国最西端の三崎中学校では、少年式が行われた。
お祝いの紅白饅頭を地元の田村菓子舗に注文。
快く引き受けていただいた。
その際、饅頭作りの思いやこだわりを聞いてみた。

 

(田村菓子舗3代目より)
 製法は混ぜすぎて生地が硬くならないように。
材料は山芋、もち粉をいれて柔らかく硬くならないように、もっちり感が若干、感じれるように作りました!
日にちがたっても、柔らかいと思います、一般のものより。

 今回、すべて実は私が作りました!親父のレシピに新しい要素を加えて。
今、父が弱りはじめ、①「伝統」を歴史を引き継ぐ、あたらしい風をいれる。
②「革新」をテーマに製造させていただきました!
 先人の歴史、人生の上にわれわれは立ち、今を生きている。
そんな想いでした。
「守破離」を意識する毎日です!


 この思いを聞いて、饅頭をいただく。
おいしい。
そして、うれしい。

 ものづくりには、物語がある。
つくられる人の思いを大切にしたい。


 岬には、物語がある。

 

   岬人(はなんちゅう)