喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

天空の村、大洲市田処 ~大杉年輪塾の始まり~

2012-04-17 | ブログ
大洲市田処 ~大杉年輪塾の始まり~


 全国観光カリスマに選ばれている双海町の若松進一を塾長とする年輪塾。
「自らの進むべき道を探求し、年輪を刻むが如く、常に己の輪を広げるよう進化・自立の気風を養う」
ことをめざしている。  

 そんな私塾である年輪塾にも「あらし山年輪塾」そして今回「大杉年輪塾」
というのれん分けのようなそれぞれの塾生の住む地域に根ざした塾ができた。

 その開塾に向けて中心となって取り組まれたのが、西田さんと亀本さん。
自分のふるさとに誇りをもち、将来にわたってすばらしいふるさとを残していきたい
という熱い気持ちが感じられる。
開塾にあたり現在13名の塾生がおられると聞いた。

 大洲市田処という天空の村。
風土もそこに住む人々も山村らしいあたたかさとねばり強さのあるすばらしい地域。

 今回の開塾にあたり第1回の夜学を開かれた。
その内容は、実に個性的なもの。
 まず、二宮尊徳の7代目子孫にあたる中桐万里子さんが、
「祖母から伝わる尊徳の教え」と題した講話をされた。
会場に集まった人もほとんど知っている二宮金次郎。
でもよく知らない二宮金次郎。
興味津々な様子で講話に聞き入っていた。

 次に塾長若松進一(夕日亭大根心)さんの落伍、楽語、落語。
一気に聴衆の心をつかみ笑いの渦に引きこんでいく。
しかも随所に大きな学びが散りばめられている。

 最後は、「唱歌 二宮金次郎」を指揮西田和子さん、
バイオリン近藤さん、ギター清水さん・大西さん、オカリナ青木さんの伴奏で合唱。
 会場のみなさんも一緒に合唱。

 興奮冷めやらぬなか、交流会がもたれた。
わかせたのは、高知県馬路村の塾生木下さんのマジックショー。
そして地元田処の藤縄神楽の舞の体験。

 参加者のお腹を満たしたのは、
山村田処の幸をふんだんにつかった料理の数々。

 心もお腹も満たされた。
交流会が終わり、外に出ると、真っ暗な空にたくさんの星がキラキラと輝いていた。
そして足元をてらす行燈(あんどん)の並び。

 天空の村田処。
まだまだ全然語り尽くせない。
 ぜひこの続きを伝えたい。
 

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