喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

佐田岬の「少年の日」

2018-02-03 | 教育
 2月2日(金)。
本来なら4日の立春に行われるのだが、日曜日と重なり2日に実施された少年式。
 
 
「少年の日というのは、14歳になった少年少女を大人への階段を登り始めた大切な時期と考え、
自覚・立志・健康を3本の柱に、愛媛県が全国に先駆けて始めた行事」


 なぜ、この少年の日というものが誕生したのだろうか?

 それは、
 「昭和39年、日本児童文芸家協会が提唱した「14歳立春式」
に賛同した愛媛県社会福祉協議会会長、戒田敬之氏の提唱により、
県民運動の一環として「少年の日」の実施計画に着手。

 愛媛県社会福祉協議会が主唱し、愛媛県、愛媛県教育委員会、愛媛県警察本部が後援となり、
「少年の日」の実施要網を作成。

 自覚・立志・健康を目標とし、毎年「立春の日」を「少年の日」と決定。
 全郡市町村社会福祉協議会あてに実施要網を送付し、県民運動として発足。
第12回愛媛県社会福祉大会において、「少年の日」を実践申し合せとして決議し、
以降県下全中学校において少年の日に「少年式」が行なわれるようになった。」


 とのこと。

 何にでもあてはまることだが、
それにどんな意味をもたせるか、どんな物語をつくるかで輝きがちがってくる。

 伊方町の3つの中学校では全て少年式が行われ、
式の後、記念ウォークが実施された。

 伊方中学校は、ふるさとを知るということで
校区を歩いて回った。
全行程27.4㎞。



 途中、感動的なできごとがあった。
ちょうど半分を過ぎ、九町のまちを通りかかったところ、
何と地元の九町小学校の子どもたちが、沿道で横断幕を掲げ、応援してくれた。







 また、沿道の家の壁には、祝福と応援の張り紙。


 集団の歩きに遅れた生徒をやさしく見守り、共に歩む先生の姿。


 美しいふるさとの風景。




 こんなすばらしいふるさとで、子どもたちは育っていく。

 教育の原点はふるさとにある。


           岬人(はなんちゅう)

 


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