喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

佐田岬の桜シリーズ1 ~三崎高校下に続く桜並木~

2019-04-04 | 佐田岬の風景
 佐田岬の桜が見ごろをむかえている。
ハンパない美しさ。

 まずは、三崎高等学校前の桜並木。
オレンジ色した岬めぐりの伊予鉄バスとのコントラストがまたいい。


 振り向くと、県内でも誇れる桜並木。
今日も多くの人が、散歩やランニングをしていた。
 こんな場所に愛媛県立三崎高等学校はある。




 そんな桜並木の中途に、新しい名所ができていた。
奥山の山桜が、見事。





「桜」は、春に薄いピンク色の綺麗な花を咲かせる樹木の「サクラ」を意味する。
日本では主にバラ科サクラ属の植物全般を指して「サクラ」という。
一方漢字ができた中国では「ユスラウメ」という特定の品種を表している。

 漢字の成り立ちには、このユスラウメの特徴が深く関係しているといわれている。
「桜」の由来を探るには、旧字体である元々の形に注目。
 「桜」は「櫻」と書き、これを分解するとその意味が見えてくる。
ツクリにある「賏」は貝を2つ並べたネックレスを表し、「女」を組み合わせた「嬰」で「(女性の)首飾り」を意味している。
これに「木」を合わせて、「首飾りのような樹木」を表すようになった。


 首飾りといえば丸い玉がいくつも連なっている様子を想像する。
ここから、サクランボのように連なる丸い実をつける「ユスラウメ」を意味するようになったといわれている。
 日本では、その後に似たような特徴をもつバラ科サクラ属の植物全般を指すように意味が変化した。
 また、漢字を簡略化するようになって「桜」が使われるようになった。

 佐田岬の桜。
未来に残したいふるさとの風景だ。


                         岬人(はなんちゅう)

 

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