僕たちは一生子供だ

自分の中の子供は元気に遊んでいるのか知りたくなりました。
タイトルは僕が最も尊敬する友達の言葉です。

どこまで落ちるのか

2007-03-12 | Weblog

今日、スーパーで買い物をしている時のこと。
2歳位やろか、小さな可愛い女の子がパン売り場でウロウロしている。
やがて、その子はお客さんがパンをトレイに入れるための“はさみ”を手に取り、色々なパンを
はさみ出した。でも当然そんな小さな子がパンどころかはさみそのものもうまく掴めるはずも
なく、パンは落とさなかったものの、はさみのほうを床に落としてしまった。

俺は、親はどうしてるのかなぁと思いながらその様子を見てたんやけど、2メートルくらい離れ
た所にいたみたいで、その様子をみて、「ほら、落とすでしょー」なんて言い方で強く叱るでも
なく、おまけに、あろうことかその床に落ちたはさみを元の位置に返してしまいよった。

まぁ、そのはさみを使ってパンを取ったから言うて死にはせんやろけど、ものすごく大勢の人が
土足で歩くスーパーの床に落ちたはさみを普通の神経の人が元に戻すやろか。
普通の人ならまず子供にそんなことささへんし、もしさせてしもたとしても、店員さんを呼んで
「すいません、このはさみ落としてしまったんです。申し訳ありません」と、他の人がはさみを使
わんように処置するのが当たり前やわなぁ。

でも、嫁に聞くと、こんなんはまだましみたいで、店頭に置いてあるパンを少しずつかじりなが
ら歩く子もいるらしく、そういう子の親は子供の手の届くところに置いてあるほうが悪い、逆ギ
レするらしい。

いやー、こんな親が育てた子供が増える将来、ほんまこの先日本はどうなってしまうんかね。

バカとはさみは使いようというけれど、ここまでくると、床に落ちたはさみのほうがバカよりはまだ
使えそうな気がするねぇ。