僕たちは一生子供だ

自分の中の子供は元気に遊んでいるのか知りたくなりました。
タイトルは僕が最も尊敬する友達の言葉です。

中年のプライド

2010-12-15 | Weblog
「最近の若者は・・・」と嘆き出すと老化が始まっているらしい。
でも、でもである。以下の若者たちの話を嘆かない中年同士たちはいないだろう。

ではまず最初の若者に登場していただこう。
彼はコンビニ店員である。私は98円の買い物をした。103円渡したらもちろん5円お釣りをくれた。でもそれは全部1円玉だった。5円玉がなかったわけではないだろう。彼は、きっと私を意味もなく3円を出すヘンなおじさんだと思ったのよん。

この程度でくじけてはいけない。気を取り直して二人目の若者の話を聞いておくれ。
彼はちらしを配るアルバイトである。私は片手にカバン、片手に傘。彼はためらうことなく「今日オープンでぇーす」とちらしを渡してきた。一体どうして欲しい?キミならきっと口で受け取るんだろうね。

いいかげんにしろ!と?いやいやそうおっしゃられず最後の若者もよろしく。
彼女は飲食店で働くウェイトレスである。私は食事を注文をするために彼女を呼んだ。彼女は振り向きざまこう言った。「“ウチ”のことですかぁ?・・・」。ウチも外もあるか。キミの場合は節分でも福は外だ。

まったくもってこれを嘆かずして何を嘆くのか。
老化が始まってようがなんだろうが構わないじゃないか!誇り高き中年同士たちよ、もっと嘆こう!叫ぼう!
そしてもっと若者に嫌われておくれ!私だけがいい人に見えるように。