僕たちは一生子供だ

自分の中の子供は元気に遊んでいるのか知りたくなりました。
タイトルは僕が最も尊敬する友達の言葉です。

夏の終わりに思う

2011-09-21 | Weblog
ようやく夏が終わろうとしている。
真っ黒に日焼けした孫たちを見ていると、夏を満喫したんだなぁ、と微笑ましく思う。

ところがウチの場合、真っ黒に日焼けしているのは孫たちだけではない。その孫たちの親である私の娘も同様なのである。
炎天下、自転車の前と後に子供を乗せ、毎日公園やプールへ連れていくから当然と言えば当然だが、あまり当然じゃないのは、ウチの娘は11月に3人目の子供を生む予定の妊婦さんであること。
同じ条件の人は安静にしてることが多いのに、日焼けで背中の皮がむけている妊婦さんなんてみたことがない。

おまけに、日焼けもそうだが、彼女は他にも、とても妊婦とは思えない行動をしている。
山のように買い物をして自転車のあちこちにぶら下げて帰ってくる。いきつけのお寿司屋のおかみさんが、子供を片手に抱え、もう片手に買い物袋をいっぱい下げている娘を見て、しばらく見とれていた、というほどの力技だ。
そして、家に帰ってきたらその買い物袋と子供たちを抱えて階段を登る。休む間もなく晩御飯の支度を始め、朝は誰よりも早く起きて食事・洗濯・掃除をテキパキこなす。

そんな彼女に、次は待望の女の子が生まれる。彼女のDNAを受け継いだその子は、きっと母親に似てたくましく生きていくのだろう。

数十年後もきっと、私たちに家族には、真っ黒に日焼けした妊婦と子供たちがいる。
彼女達が笑って生きていける国であるように、微力ながらも社会貢献をしたいと思う今日頃であります。