僕たちは一生子供だ

自分の中の子供は元気に遊んでいるのか知りたくなりました。
タイトルは僕が最も尊敬する友達の言葉です。

多目的

2020-06-11 | Weblog
大好きな割烹料理屋があった。
食事代が高いので年に数回程度ではあるが何度も行った。残念ながら今は閉店してしまったが。
その店でいつも感じていたのは、「隙がない」ということだった。前菜から最後のデザート、お茶にいたるまで、全てがおいしい。もちろん接客もしかり。
料理は数々のパーツからなる作品で、全てのパーツが優れていないと高い質の作品はできない。いくら前菜からメイン料理まで全てがおいしくても最後のお茶がまずければそれで終わりだ。高級と言われる料理であればあるほどに。
仕事や人間関係もまた同じである。何年もかけて築き上げた信用でさえ、たった一度のミスで一瞬で消え去ることもある。
ならば人生には一瞬の隙もミスも許されないのかというともちろんそんなはずはなく、「隙やミスを許せる人という信用」があればいい。
多目的トイレを多目的に使っただけだと笑って許してもらえるか。
はたまた多目的トイレをそんなことに使ってなんたる人間なんだと非難されるか。
後者になってしまった彼は、周りに隙がない人だと思わせてしまったんじゃないか。
本当に愛されて信用される人は結構隙だらけなもんだよ。

※芸能人には興味がないが、今日は芸能人の多目的トイレネタがあったのでちょいと書いてみました。


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