僕たちは一生子供だ

自分の中の子供は元気に遊んでいるのか知りたくなりました。
タイトルは僕が最も尊敬する友達の言葉です。

才能

2020-05-23 | Weblog
さて、この写真を見てどう感じられますか?



新聞の切り抜きなのでシャープさに欠けていて分かりにくいかも知れないが、私の感想は「この人たちは素人じゃない」というものだった。
実はこの女性二人は今年の宝塚音楽学校の合格者で、学校へ向かう途中の写真である。
もちろん新聞記事なので文章はあるが、私は一瞬にしてこの写真に釘付けになり「素人じゃない」と感じた。そして後から記事を読んで、なるほど宝塚の合格者ともなると入学前から素人にはない魅力を持っているんだなぁと感心しきりだったのである。コロナの影響でマスクをしていることもあるのかも分からないが特に目力がものすごい。入るまでの努力が創った部分もメイクの技術もあるのだろうが、でもこれはやっぱり持って生まれた才能だと思う。
芸術の世界は努力ではどうしようもない部分がある。バレーを志しプリンシバルになりたいと思っても、足が短ければ諦めるしかない。私の友人の娘さんが通っていたバレー教室では親御さんの「娘を将来バレリーナにさせたい」という希望に対して、先生から「申し訳ありませんがお顔立ちが無理です」と言われたという衝撃的な事実もある。でも事実足が短くて顔立ちがよくないプリンシバルなんて見たことがない。やはり才能なくしてこの写真映りはない。
さて、翻って私の才能のついても少し。
娘がまだ高校生の頃、家族でレストランに食事に行った時のこと。駐車場からお店へ私の2~3m後を娘が歩いていた。店に入ると後から入ってきた娘が大笑いしている。
「お父さん、さっきすれ違った人が「あれはお父さんじゃなくて“パパ”やできっと」と言うてたで」
目力はなくとも財力はあるように見えたのか?残念ながら外れているが。では単に好色に見えたのか?それは見事に当たっているぞ。
でもとりあえずこの女性たちより笑いの才能はあるんじゃないかな。ま、失笑ではあるが。


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