僕たちは一生子供だ

自分の中の子供は元気に遊んでいるのか知りたくなりました。
タイトルは僕が最も尊敬する友達の言葉です。

登山家と山と私

2010-07-06 | Weblog
一石二鳥という言葉がある。意味は語るまでもないが、こういう考え方は腰が据わってないとか、楽をしようとしてるとかと捉えられがちやねんけど、俺はそうやないと思う。
俺は基本的に自分の周りにあるもの、起こったことからいつも一石二鳥以上のことを得ようと狙っている。どうせなら、五鳥、いや十鳥くらい落とせればそれはもう格別の喜びである。だってひとつのことはひとつの要素だけで出来上がっていないわけで、ひとつのことを追い求めれば追い求めるほど得ることがたくさん出てくるのが自然なことだと思うからだ。

仕事をしたら、お金がもらえて自分が成長できて社会に貢献できて遊ぶことができて仲間が増えて笑い合えて泣き合えてホモと呼ばれてペットが飼えて孫たちに囲まれる。このように10鳥位落とすのはワケがない。
ただ、俺の場合は「欲」にも10鳥を求める癖があるので実に困る。ギターを1本買ったら次はあのギター、いややっぱりこのギター、いややっぱりブブゼラ、いやいやピアニカか、でもなんといってもやっぱりエレキギターかな、うーん、全部欲しいなぁ、となってしまうのである。

登山家は山があるから登るのだという。俺は鳥が飛んでいるから落とすのだ。考え方は健全ではないか。ただ、打ち落とす玉を買うお金がないだけで。

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