バラの住人

花弁の中の小人を探す そんな小さな日記です
もしもあなたが見つけても どうぞ秘密にして下さい(笑)

カルメン

2011年06月15日 | 記事日記


 裏池でカメ泳ぎを追っていた今日もお終いと、夫が雨戸を締めに二階に上がり、下りて来てこう言いました。

「夕焼けが変な色をしているよ」

わたくしはまたもや、夫が贈ってくれた愛機のデジカメ「カルメン」を持って二階に駆け上がりました。
夕焼けは想像以上に足が速く、自分の足が付いて行きません。ドタドタ。

 

まあ何とか間に合いましたが、腕なのか安物なのかミステリアスな夕景をキャッチしました。
村一番の写真家EiKi・Yasuda氏ならこれを見事な映像にされるのですが、あまりの格差に笑ってしまいました。

「わぁ。綺麗に撮れたね。君は天才だね」

無邪気に誉める夫がいて、私は幸せ者だとひとり涙ぐみました。


扉の向こうに小さな椅子が
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起爆剤

2011年06月15日 | 記事日記
 今年は宿根の花芽が少し多いように感じています。
拙庭にはたくさんの宿根草はないのですが、次に期待しているのにアガパンサスがあります。
私は“青い花火”と呼んでいますが、開花をすればそんな感じのする季節の花です。
アジサイと同じで、雨の多いこの時期に合う色を持っています。
ゆっくり開きますので、まだ袋の中ですが、昨日当たりから顔を見せ始めました。

 

元気に顔を出してくれる、宿根という植物との出会いは、旧友に会うような嬉しさがあります。
期待感はしぼんでいく心にポッと元気をくれます。
花は友達・・そんな魅力が植物との生活の楽しいところです。

 

この花が終わると日差しは一気に夏になります。
今まだ涼しい内に、夏の日差しに負けない一年草の仕度です。
厳しい週間の始まりですが、花に育てて貰ったようなところがありますので、今年も頑張ります。
青い花火が「やったね」と誉めてくれますように。


扉の向こうに小さな椅子が
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