
今日も雨ですね。
雨も少しいいことがあります。
裏に植えつけた野菜が元気なのですよ。
貴女の連れ合いが嫌いなキュウリの蔓が、天を突く勢いで立っています。
こんな可愛い野菜がどうして食べられないのでしょうね。
ナスビも元気ですよ。「千にひとつの徒もない」と言われる律儀な野菜です。
ナス紺と言われるくらい深い色も魅力ですね。


そんな中、ハハが唯一好きな野菜だと知ってから、Jさんが毎年たくさん植えてくてるようになったトマトが、いっぱい実を付けています。
近くなら毎日でも届けて上げられるのに、残念です。


Yちゃん、あのね。
お母さんのお友達のマジョリンさんが、このトマトを使ったとてもユニークなレシピを提供して下さっています。
庭のトマトが真っ赤になったら、ハハも試して見ますが、Yちゃんも試して見る?
お約束の日に少し重くても、お父様に持って貰ってお届けします。
料理レシピは溢れかえるほどありますが、お友達のお知らせ下さるものは試したくなります。
しかもハハの大好きな超“簡単”文字にはハートを掴まれます。
少しずつレパートリーを増やして行って、天の恵みをひとつでも多くクチにして、元気に夏を乗り切りたいです。
「親は子を 育ててきたと 言うけれど 勝手に赤い 畑のトマト」
ハハがひとつだけそらんじて言える歌が俵 万智さんのこの歌です。
何度も口ずさんでは、感謝しながら今年もこのトマトを摘むつもりです。


扉の向こうに小さな椅子が