バラの住人

花弁の中の小人を探す そんな小さな日記です
もしもあなたが見つけても どうぞ秘密にして下さい(笑)

おめでとう

2011年06月19日 | 記事日記
今日はわたくし達三姉妹の父のお祝いの日です。

お天気もまずまずで、三々五々それぞれの家族が会場に到着しました。

孫達がそれぞれ趣向を凝らした贈り物を持って、祖父の元に向かいます。

オシャレな父が、麻のジャケットにステッキで、背筋を伸ばしてロビーで待っていました。


 
長女の連れである私の夫がいつも挨拶役ですが、何度やってもイマイチですね。

それでも明るい性格ですので、Jは無くてはならない人なのです。

鮎から始まった食事、花束と滞りなく進んだ会にもサプライズが用意されていました。

夫もわたくしも驚きましたが、父はどうだったのでしょう。



それは孫娘が持ち込んだパソコンの中にありました。



父のこんにちまでの八十八年が懐かしい映像とともに映し出されて行きました。

母との思い出、新幹線の開通時の車両に関わった父の仕事、私達姉妹を送り出したそれぞれの日、一人ずつ増えていった七人の孫達、母が旅立った最後の日に、母に語りかける父の姿、生き生きと瞬間が映し出され、見入ってしまいました。

今は淋しいでしょうが、母と入れ替わるようにひ孫も三人になり、見る限り父は元気で、かくしゃくとして見えます。

「おじいちゃんはどうしてこんなに元気なの?」 間抜けた姉の質問に 「お姉さん、ネコだと思うわ」 と妹が言うのです。

父のそばにいる二匹のメスネコが一役買っているようです。

やっぱりオンナのチカラは偉大ナンダ

なにはともあれ、父が元気でよき日を迎えてくれたことを、本当に良かったと思っています。


扉の向こうに小さな椅子が
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