バラの住人

花弁の中の小人を探す そんな小さな日記です
もしもあなたが見つけても どうぞ秘密にして下さい(笑)

今日の風音

2011年06月27日 | 記事日記

 
亡母が生前 「朝起きると、頭の細胞がプチプチ音を立てて、壊れていくのが聞こえる」 と言っていましたが、母に痴呆はありませんでした。

問題はわたくしで、プチプチ壊れる音は聞こえませんが、頭がフリ-ズしているように思います。
パソコンのフリーズは自分で直せますが、自分の頭となると難しいです。

Jはまだましかと思っていましたが、どうやら怪しくなって来ました。

二人揃って歌好きで、私が鼻歌を歌う横から夫が歌い出します。
わたくしは上手なのですが、夫は全てファールです

最近の鼻歌に 「♪風はひゅるひゅる、波はざんぶりこ」 が頻繁にあって 「これ、誰の歌でしたっけ?」 と問いますと 「それはね、森昌子だよ」 と言います。
「ええっ?」

疑問で 「Jさん、それおかしいから、どなたかに聞いて来て」 と言っても 「あのね、これは森昌子なの」 と言いますので、そのままにしておきました。

歌うと言ってもワンフレーズの繰り返しですので、さほど問題にもならなかったのですが、今日は台風の余波で、風がきつく、ひゅるひゅると鳴いています。
久し振りに疑問がぶり返しました。

困った時のインターネット
あれこれ文字を打ち込んで検索した結果、島倉千代子さんの「襟裳岬」であることが判明しました。


Jをやり込めるのは簡単ですが、日と月の掛け軸の前に立ち、Jを許そうと思いました。

良くて十年。長くて十五年。日と月は仲良く生きねばなりません。

どちらが欠けても淋しいものだと、今日の風はひゅるひゅると私を諭して吹く音でした。


扉の向こうに小さな椅子が
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