
お昼にいらないと言うので、心配で病院に連れて行きました。
時間外の診察に入っても、長い廊下は大変な数の患者さんです。
病院に着くなりもどしたので、急きょベットがある待ち合いに連れて行かれました。
八度五分の高熱がありましたが、中々順番が来ず、家で寝具の用意があるので私だけ一度帰りました。
四十分後に戻りましたら、ロービーで手招きします。
「Jさん、大丈夫?」
「風邪だって。インフルエンザはマイナス」
昨日まで元気でいたのに、急な変化でびっくりしました。
古希にもなると、いくら丈夫な夫でもこんな風になってしまいます。
明日の冷え込みに備え、買い物をして帰る事になりましたが、どなた様も備えのためにレジは混雑しています。
(車中で)随分待たせて可哀相な事をしました。
「明日元気になるといいね」と、Jは自分で言って休みました。
暫くすると、共通の友人のD君が、たくさんの野菜やブリのアラ、自家製の沢庵漬けを持って訪ねて来てくれました。
「D君、Jが大変なのよ」と言うと部屋を覗いてくれました。
「すまんな、D君」
「風邪は万病の元だからなぁ。Jさん。大事にね」
彼は私に「顔色が悪くないから、○ちゃん、大丈夫だよ」と言ってくれました。
皆んな丈夫なJ しか知らないので、びっくりです。
私もJを。夫も自分自身を、過信してはいけないのだと気付きます。



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