どこにしようかとちょっと迷って、結局今年初めてお出かけした砥石山方面にしました。砥石山は小林峠から、中ノ沢・八垂別(はったりべつ)の滝から、それに砥石沢からと三つの入り口がありますが、前回(5/8)と同じく今回も中ノ沢口から入ることにしました。
登山口の八垂別の滝あたりは蝉の声がうるさいほど。エゾハルゼミの大合唱です。
松山にいた頃は窓の下の木で朝っぱらから ジャワ ジャワ ジャワ ジャワ ジャワ ジャワ!! と蝉(ハルゼミ?)の声がまあうるさいこと。それに比べればエゾハルゼミの声の可愛いこと! でも、家の周りで鳴かれたら同じかな。
ここから小さな沢にかかる小さな丸木橋を三つ四つ越して結構な傾斜の山道を登っていくと、小林峠への分岐(T4分岐)に着きます。ここから三角山(通称)と砥石山に行くはずでしたが、砥石山は展望がないし、三角山へは帰りの登り返しが鬱陶しいとめげて、T4で引き返しました(根性がないですね。でも前日テニスをトータル6セットもしてしまってお疲れではあるのです)。
今日は珍しく、一人にお先にどうぞと道を譲り、小林峠から来たと思われる男性二人組にはこんちわと声をかけることが出来ました。普段はあんまり人に会わないのですがね。
すっかり緑が濃くなりました。一枚一枚の葉が輝くようですが、写真ではうまく輝いてくれません。
登山道に多いのはクルマバソウ、エンレイソウとニリンソウ。後者二つはそろそろ終わり。
山路きて なにやらゆかし クルマバソウ
(左) 全部が翡翠色のニリンソウ。美人にムシはつきもの!
(右) 去年で味を占めたオオバタケシマラン。タコウィンナー健在!
(左) マイヅルソウも開花 (右) ルイヨウボタンもムシに好かれて
(左) クルマバツクバネソウの開花寸前の姿は少し不気味。そういえば葉の数も4,5,6,7,8枚と多様でした。
(右) 緑色の金平糖はヒメイチゲの実です。ヒメイチゲは3x3の葉の姿が好きです。
スミレは沢山。種類はややこしいので とに角 ス ミ レ。
他にはコウライテンナンショウ、ツクバネソウ、ホウチャクソウ、ズダヤクシュ、エゾレイジンソウ、アオチドリ、コンロンソウ。
歩いているうちのなにやらムシに食われたらしく、中指内側の付け根がすこーしはれ気味。ダニじゃないだろうな~。