フクロウの生息する高原・清里より

八ヶ岳と周辺の生き物を紹介

オオルリの巣立ち, Blue-and-White Flycatcher

2014-06-21 16:43:18 | Birds
急斜面の木の根本に、苔でできた巣が作られていた。
オオルリは体が大きいのに、巣は小さく、とても簡単な作りである。
(先週報告したオオルリの雛とは別の場所の巣である)
巣立ち2日前。
巣には5羽の雛がいたが、小さな巣から雛がはみだしそうだ。
巣立ちの日。
2羽が先に巣立ち、巣には3羽が残されていた。
巣立ち後の巣。
巣に雛がいるときは、親鳥はとても警戒心が強く、人間が見ていると巣へ近づこうとしない。
巣から10メートルほどの範囲に人間が入ってくると、人間の周囲を飛び回り、嘴を鳴らして威嚇し、激しく鳴き声を上げる。
警戒中の親鳥は、雛のために持ってきた餌を自分で食べてしまうこともある。
警戒モードMaxのメス。人間のすぐ近くまで来て威嚇してくる。
悲鳴のような声をあげるので気の毒になる。
素早く雛を撮影して立ち去るようにしている。
一週間ほど前に巣立った別の場所の雛。
http://blog.goo.ne.jp/kiyosato_001/e/e0c89767f9e99c65bd15d3213fa44d18
一週間前にはほとんど生えていなかった尾羽が確認できる。
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アカゲラの育雛(2), Great Spotted Woodpecker

2014-06-21 16:24:35 | Birds
アカゲラが巣に餌を運び込むのを確認してからおよそ2週間が経過した。
今日も活発に餌を運び続けている。
先週は、親鳥が巣穴の中に完全に入ってから餌を与えていたが、現在は巣穴の入り口から嘴を突っ込んで餌を与えている。
雛がかなり大きくなっているのだろう。
雛の糞をとるときだけ、親鳥は巣穴の中に入る。
中は窮屈らしく、親鳥が巣穴に入ると雛の声が一段と大きくなる。
アカゲラは翼を広げると、とても美しい。
巣穴の裏側に止まって周囲を警戒している。
嘴に大量の虫を持っている。
餌を与えている最中に、嘴から虫がこぼれてしまうことがある。
胸の上にこぼれた虫を拾い集めている。
毛虫とアオムシを持ってきた。
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