フクロウの生息する高原・清里より

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タヌキの巣穴調査

2020-01-25 12:56:43 | Animals
タヌキの巣穴の横にトレイルカメラを設置して、2週間自動撮影した。
(センサーが動物を感知すると静止画と動画を撮影、昼間はカラー、夜間は白黒撮影)
2週間でカメラが作動したのは4回だったが、2回は何も写っておらず、2回はタヌキ(1回目は2頭、2回目は1頭)が写っていた。
2頭のタヌキ(動画からJPEGへ変換したもの)。
夜間は氷点下になる場所であるが、タヌキは夜行性であり、昼間にセンサーが反応することはなかった。
撮影された時間は、21:30分(気温-6℃)と5:08分(気温-4℃)だった。
一週間に一回程度しか外出しないのだろうか。
2週間前の巣穴の様子
雪はまだ少なかった。巣穴は、北東向きの緩やかな斜面に作られている。
現在は、巣穴の周囲は雪に覆われている。足跡は少なく、巣穴への出入りは頻度が低いことがわかる。
追記:その後(2か月後)の調査でこの巣穴の主は、ニホンアナグマであることが判明した。

2週前に道路沿いにいたタヌキを撮影したが、これは別の場所の別個体である
https://blog.goo.ne.jp/kiyosato_001/e/86bee7981d1da0e003ff184a3a9031f0
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