城郭探訪

yamaziro

今村城 近江国(能登川)

2013年08月13日 | 居館

お城のデータ

所在地: 東近江市今町(旧・神崎郡能登川町今)     map:http://yahoo.jp/BqXa8w

区 分:居館

現 状:畑地・集落・宅地

遺 構:小字政所・小今村に、台地状の屋敷跡があり、今は畑地となり消失。

築城期:永禄11年(1568)頃

築城者:六角の臣:上林藤十郎

城 主:上林藤十郎

駐車場:天満神社横駐車場

訪城日:2013.8.9

お城の概要

近くを愛知川が流れ、たび重なる水害や火災には、古くから悩まされ続けてきたことも集落の形成に大きく影響さてれ、その特異ま区画整備は区の東西端に南北に配置された2本の外周道。それらを梯子型に結ぶ村内道路とそれに並行していくつかの水路(河川)を配置しています。村中道路に沿って各戸が建ちならび敷地の前か背後には必ず水路(河川)が隣接する配置。

かつては、家庭の上水道、生活用水、そして防火用水の供給をも可能にしたものと考えられる。

歴 

記述によれば永禄11年(1568)頃、【佐々木六角氏に観音寺城ありし時その臣、今村民舞上林籐九郎、本村に屋敷を構え氏となす」とあり、その発祥をいまに伝える。

小字政所・小今村に台地状の屋敷跡があり、今は畑地となり消失。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                             

観音寺城・佐生城(繖山)遠望

今日も訪問して頂きまして、ありがとうございました。

 

 


福堂館 近江国(能登川)

2013年08月13日 | 居館

お城のデータ

所在地:滋賀県東近江市福堂町   ( 旧神崎郡能登川町福堂)   http://yahoo.jp/rBHgNU 

築城期:中世

築城者:

城 主:大沢次郎右衛門

区 分:城館

現状:集落

駐車場:路上空地に駐車

訪城日:2013.8.9

お城の概要

福堂は、能登川地区の西部に位置し、伊庭内湖(かつては小中の湖の一部)に面する村落であろ。阿弥陀堂に残る「栗見大宮天神記」によれば、その開発は貞和年間(1345~1350)だという。

集落の中央を新川が流れ、それを囲むように堀が張り巡らされている。

歴 史

詳細不明

福堂村誌によれば、延暦寺寺領時代には福蘶堂という羅漢があり文明の頃真宗に改宗して寺号を改め「巍」の字を略して福堂と呼ぶようになった。ちなみに、村内に真宗の正覚寺と覚成寺があるが、正覚寺はの開基は文明九(1477)年であり、村名の由来なった堂と考えられる。

「近江温故禄」には、大沢次郎右衛門なる人物の名が見えるが、「大洞瓣財天当国古城主名札」や「佐々木南北諸士帳」には城館や城主の記述が無い。

 

参考資料:滋賀県中世城郭分布調査、能登川の歴史第二巻、淡海の城、日本城郭体系11、近江の城郭

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