朝
の
ムスメ
を
学校
へ
送り届ける
過保護ドライブ
帰り途
に
地元
の
生鮮食材
を
調達する
直売所
に
ソフトクリーム
コーナー
が
あって
ついつい
何回かに一回
は
買ってしまう
近く
の
発電所
の
煙突
を
眺めながら
無心に
齧り付く
ひととき
は
ちいさな旅
みたい
で
至福
だ
「ワタシね ソフトクリームが
だいすきっちゃん。いちばん
美味しいのは 西海橋の先の
生産者市場のだよ。」
そう云っては
ソフトクリーム
みたい
に
溶けそうな笑顔
を
向けてくれた
大好きな心友
を
想い出す
たいてい
ミックス
を
選ぶ
欲張り
な
ワタシ
とは
対照的
に
カノジョ
は
いつも
シンプル
に
バニラ
や
ミルク
を
チョイスして
いたっけ
いつもは
ワタシ道。
を
尊重してくれる
カノジョ
が
めずらしく
ゴリ押ししてきた
例のソフトクリーム
を
初めて
一緒
に
食べた時
は
ミルクのみ。
が
断然
美味しくて
想わず
フタリで
歓声を上げながら
子どもみたいに
ペロリ
平らげたっけ
時には
他者に委ねるのも
悪くないな
と
想えたし
なんだか
より
カノジョ
を
知るコト
が
出来たようで
嬉しかった
このごろ
他者との
関わりに
疲れた時には
よく
カノジョとの時間
を
想い出す
カノジョ
は
新たなる
フィールド
で
ふいに
疲れた時
や
ほの淋しくなった時
には
ワタシ
を
想い出すコトなど
在るのだろうか
また
いつか
一緒に
食べたいな
ソフトクリーム
ミックス
を
選ぶ
ワタシ
を
相変わらずね。
と
受け止めてくれる
だろう
か
まゆみちゃんらしい。ね
って
受け容れてくれる
だろう
か
(タイトルのコトバは 吉田修一サンの
小説 「熱帯魚」より。・・たしかに!)
昨日
すこしだけ
ヒマだったので
ネコのマキハラクン
の
ダンボール新居
を
製作していた
(マスターごめんなさい)
その隙に
裏口の出入りの
どさくさに
紛れて
マキハラクン
は
またまた
ちいさな家出を
していた
(安心してください
無事に帰ってきましたよ)
親の心子知らず
そして
子供の心親知らず
だね(笑)
でも
よかれ。
は
自己満足。
かな
と
想ったけれど
夢中で
作った自身
も
夢中で
マキハラクン
を
なりふり構わず
夕闇の中
探し
捕まえに行ったのも
ただ
ただ
マキハラクン。
が
大好き。
だから
それだけ
だった
から
〜考えるばかりじゃダメだニャン
行きたいトコロへは行ってみるニャン〜
手のかかるマキハラクンセンセイ
に
勉強させてもらった
夕暮れのひととき
でした
むかし
スキなヒト
に
「ワタシたち
うまくいっている
と
想わん?」
と
クネクネして
尋ねたら
「たまたま。」
そう
ひと言
返ってきて
ショックで
椅子から落ちそうになった
でも
後々の展開を
踏まえると
見事に
〜言い得て妙〜
な
ひと言
だったので(笑)
いまでは
愉しくて
浮かれ過ぎていたり
しんどくて
コレに何の意味が?
なんて
不貞腐れそうになる
と
その
冷ややかながらも
愛しかったヒト
の
「たまたま。」
を
魔法の呪文みたいに
呟いて
上がり過ぎたり
下がり過ぎたり
してる
自身のテンション
を
ブラジャーの中のオッパイ。
みたいに
正規の位置に
押し戻すよう
訓練している
瞬間の出来事。
は
たまたま。
だけれど
その後。
を
どう繋げていく
のか
どう断ち切る
かは
たまたま。
ではなく
自身次第。
だと云うコト
を
肝に銘じ
ながら