キミ
と
無人島
で
暮らしてみたい
よ
互いしか
居なくて
互いしか
見えなくて
互いしか
補い合えない
状況
に
追い込まれてみたい
キミ
の
存在
の
重さ
を
想い知って
みたい
キミ
の
声
以外
の
モノなんて
聴こえなくなって
しまえばいい
雑音
や
雑念
憶測
や
好奇心
それらに
晒されるコトなく
風を読むように
空を読むように
ずっと
キミ
に
耳と
ココロを
傾けていたい
あらゆる
不都合なモノ
や
妨げとなるモノ
を
瞬時に消せる
石鹸が
在ればいいな
すべては
泡の中
すべての
くすみは
忘却の彼方
・・・なんて
あり得ないコト
や
ありもしないコト
や
あってはいけないコト
に
期待したり
固執したり
するなんて
馬鹿げているよね
そう
大人げないよね
このセカイだから
ボクらは
出逢って
このセカイだから
ボクらは
繋がって
いられるのにね
このセカイの
あらゆるモノが
味方してくれなくたって
キミがボクを
理解して
ボクがキミを
信頼している
そんな環境さえ
在れば
何処にも行かずに
何かを喪わずとも
何物にも頼らずに
ただ
安らげる場所
を
手に入れられるんだから
ただ
安らげる場所
に
ふたり
手を繋いでいられるんだから
安らげる場所 〜 Mr.Children 〜
十月の夕暮れが寂しげに街を映す
僕はただそれを見ているだけ
君を想って
何処からか愛しさが
胸に込み上げたなら
セーターなど着てなくても
そっと温もる
僕はなぜ繰り返す別れを
受け入れてきたんだろう?
その謎が君と出会い
ちょっと解けた
孤独とゆう暗い海に
ひとつの灯台を築こう
君はただそれを見ていればいい
一番安らげる場所で
人はなぜ幸せを
闇雲に求めてしまうんだろう?
何より大事な物も守れずに
この恋の行き先に
何があるかは知らない
ただ静かに手を取っては
永遠にと願う
いつも君と二人で