ありふれた人生
を
望んでいた
いつからか
朝目醒め
朝陽に目を細め
美味しい食事をいただき
朗らかに笑う
ちょっとだけ
ムリをして
ほんの少し
ガマンして
鼻唄混じりに
やり過ごして
月を見上げては
大切なヒト
を
想い
夜に
感謝して
眠る
ありふれた人生。
は
平凡な人生。
そんな
意味じゃない
有り触れた人生。
や
在り溢れた人生。
なんだって
ほんとうは
なかなか
有り難い人生。
在り得ない人生。
なんだって
感じる
この頃
噛みしめる
この頃
そんな
気付き
を
与えてくれる
この街
に
この空
に
この
ぬくもり
に
ココロから
の
微笑み
を
ありふれた人生 〜 spitz 〜
ありふれた人生を探していた
傷つきたくないから
君といる時間は短すぎて
来週まで もつかな
ああ
心がしおれそう
会いたい
もう待てない
これ以上
待てない
そして今日もまた 眠れない
空回るがんばりで
許されてた
現実は怖いな
逃げ込める
いつもの小さな部屋
点滅する色たち
ああ
時々
聴こえる
あの声
もう待てない
これ以上
待てない
文字を目で追って
また始めから
ああ
会いたい
夢でも
会いたい
もう
待てない
これ以上
待てない
わかっているけど
変われない