
「水平線
に
夕陽が沈む時
には
ジュッと
音がするよ」
子どもの頃
そう云われて
(揶揄われて)
驚いたコト
を
想い出していた
どうしても
行きたくなる
折に触れ
ワタシにとって
の
行き着く果て
地の果て
の
ような
気がして
ならない
生月島
へ
行けば
解る気がする
行けば
見える気がする
行けば
強くなれる気がする
迷った時
不安な時
弱くなった時
その
ほんとう
は
もう
内に秘めたる
答え。
の
図式
を
見い出してくれるような
大自然
大海原
静寂
余韻
それらが
よく来たね。
そう
撫ぜてくれるような
そんな
場所
なんだ
お気に入りの場所
は
風が強くて
波も荒くて
ほんとうは
海に潜って
水面から
顔だけ出して
日の入りを
見届けて
見たかったの
だけれど
心配するであろう
大切なヒト
の
顔
が
浮かんできたので
止めておいた
海に沈む
夕陽
は
線香花火
の
終焉みたいに
朱く紅く
震えていたけれど
もちろん
ジュッとも
鳴らなかったし
急には
漆黒の闇
を
連れては来やしなかった
ホッ
と
安堵する
と
共に
帰りたい街があるコト
を
噛み締めた
ただいま。
と
飛びつき
抱きしめたいヒト
が
いる
と
いうコト
も
辺り
に
夕闇が
忍んでくれば
来るほど
そんな
あたたかいキモチ
は
浮き彫り
に
なった
昨夜
は
夢
を
見た
何処となく
もの哀しいのに
前進する
夢
過去
と
訣別する
夢
今朝
も
心地よい
目醒めの中
愉しみにしている
NHK朝の連続テレビ小説
を
観ていると
またまた
主人公 みね子
が
欲しいコトバ
を
放ってくれた
「自由。って、好き勝手するコト。じゃ
ないでしょう? 自分で選ぶ。ってコト
でしょう?」
その瞬間
一連の流れ
が
完結した気がした
此れでイイんだ
いま在るモノ
は
そして
いま無いモノ
は
すべて
ワタシ
が
選んだモノ
なんだ
と
短い夏
が
もうすぐ
終わる
今年ほど
愉しい夏
は
在っただろうか
そう
何度も
想わせてもらえるほど
充実した
夏
だったな
あと
何度
夏
を
そして
こんな
充実した日々
を
過ごせるかは
計り知れないけれど
出来るだけ
出来るだけ
自由なココロ
で
あらゆる事象
を
受け容れて
いきたいな
って
想っている
大切なヒト
と
想い
が
重なればいいな
って
願っている