
いま
点在する
幸福
が
もう
ほんとう
は
此処には
実在しない
星
の
ような
儚き記憶
だと
しても
過ぎた日々
に
感謝できる迄
に
なれたコト
を
忘れては
いけません
いま
点在する
幸福
が
時
に
宵闇
や
雲間
に
遮られようとも
いつか
明ける
と
いつか
晴れる
と
愛する。
と
いう
コトバ
を
信じる。
と
いう
コトバ
に
変換してみる
のも
ステキ
な
コト
かも
しれません
いま
は
点在する
幸福
も
焦らずに
無理せずに
フタリ
で
繋いで
いけたなら
それは
夜空
の
星座
の
ように
輝く
でしょうか
誰のため
でもなく
互いのため
の
標べ
と
なる
道筋
に
なれる
の
でしょうか
ちょうど
Polaris
を
見つけるため
に
先ずは
カシオペア
を
探すような
頼りなく
も
強い
確信
で
結びついている
路の途中
の
ぼくら
にも
citylights serenade 〜 土岐 麻子 〜
誰かの声が 誰かの名前を呼ぶ
僕はひとりで
むらさきに暮れる街を 歩く
手を振って帰る人波はやがて
港町 燈す
早送りの日々は 繰り返す点滅
きみのいない寂しささえ
そっと 紛れさせて
星座みたいな 街の灯は
それぞれの 朝を信じて輝き
僕は僕へと帰る
どこかへと帰るカモメ達が
いま 静けさを残す
この胸の不安を 消すのは
もうきみじゃない
そうさ ほかの誰でもなく
きっと
この手のひら
星座みたいな 街の灯は
それぞれの 朝を信じて
とても綺麗に輝く
City Lights Serenade
街の灯はそれぞれの
ああ 愛を信じて輝き
僕は僕へと
きみはきみへと
帰る
ふたたび
いつか
出逢うまで