こんにちは浦田関夫です

市議30年の経験から私なりの視点で発信していきます。

無保険の子ども

2008年11月01日 08時32分53秒 | Weblog
 親などが国民健康保険をの保険税を滞納した場合、「保険証の返還」させられます。いわゆる「無保険」状態になった中学生以下の子どもが全国で3万人を超えたと報道されました。

 私は、病気をしても病院に連れていってもらえない子供が家で泣いているのではないかと思うと悲しくなります。

 1年半以上保険税を滞納すると「無保険」状態になり、病院での医療費は全額自己負担しなければなりません。唐津市の場合、保険証がある世帯の医療にかかる率は85.5%なのに保険証のない世帯は520件のうち22件で4.2%であることを6月議会で市民環境部長が答弁しています。
 これをみると必要な医療をためらっているのではないかと予想されます。

 保険税の滞納の理由はいろいろあります。中には払える資産がありながら払わない不届き者もいるでしょうが、多くは生活苦です。(滞納者の所得階層は0~100万円以下が54%を占める)

 唐津市の場合、無保険の中学性以下の子供は23人(うち乳幼児5人)であることを10月の決算特別委員会で私の質問に部長が答弁しました。

 私は「中学生以下の子どもぐらいには無条件で保険証を交付していいのではないか」と、中学生以下の子供には無条件で交付している自治体があることを紹介しながら市長に詰め寄りましたが、「考えていない」と冷たい返事です。

 私は、医療が受けられない子供たちを放置している唐津市政が恥ずかしい。

 写真は、馬渡島の風景です。

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