昨日の夜は「学校の統廃合を考える会」の集まりに出席しました。
唐津市の保護者など40人が参加して、「統廃合した学校や地域の様子」「大規模校の様子」「学校統廃合の背景」などの話し合いがありました。
統廃合した学校では、「部活などを選べるという多様性」がある反面「生徒が大規模校に馴染まず落ち込んだり、逆に問題行動する子どもいる」と指摘されました。
合併して6年になる旧平山小学校と旧佐里小学校の当時の育友会の役員さんは「合併の理由は財政の問題」と言われて推進されたことを強調しながら、「学校の跡地は公民館として使っているが予算が削られている」と不安を訴えられました。
参加者方は、小中併設校では「複式学級を小中学校の先生で協力し合っている。せめて小学校だけは残して欲しい」と強い意見が出されました。
日本全国の学校統廃合に携わっている東京田中短大准教授・山本由美さんは、「統廃合では、子どもが荒れるリスクが伴う」と指摘し、実際にこのことを保護者が学校に訴えても、管理職は問題の原因に統廃合があることは認めようとはしないとして、その原因を「家庭教育や教師の指導力不足」に矮小化する傾向がと述べました。
そのうえで「統廃合の良さばかりを強調するのではなく、リスクが伴うことを子どもに教える必要がある」と指摘し、「反対運動をした保護者のいるクラスは荒れなかった」事例なども紹介されました。
次回もこのような懇談会や後援会などをどんどん開こうと積極的な意見が出て時間が足りない集会となりました。
唐津市の保護者など40人が参加して、「統廃合した学校や地域の様子」「大規模校の様子」「学校統廃合の背景」などの話し合いがありました。
統廃合した学校では、「部活などを選べるという多様性」がある反面「生徒が大規模校に馴染まず落ち込んだり、逆に問題行動する子どもいる」と指摘されました。
合併して6年になる旧平山小学校と旧佐里小学校の当時の育友会の役員さんは「合併の理由は財政の問題」と言われて推進されたことを強調しながら、「学校の跡地は公民館として使っているが予算が削られている」と不安を訴えられました。
参加者方は、小中併設校では「複式学級を小中学校の先生で協力し合っている。せめて小学校だけは残して欲しい」と強い意見が出されました。
日本全国の学校統廃合に携わっている東京田中短大准教授・山本由美さんは、「統廃合では、子どもが荒れるリスクが伴う」と指摘し、実際にこのことを保護者が学校に訴えても、管理職は問題の原因に統廃合があることは認めようとはしないとして、その原因を「家庭教育や教師の指導力不足」に矮小化する傾向がと述べました。
そのうえで「統廃合の良さばかりを強調するのではなく、リスクが伴うことを子どもに教える必要がある」と指摘し、「反対運動をした保護者のいるクラスは荒れなかった」事例なども紹介されました。
次回もこのような懇談会や後援会などをどんどん開こうと積極的な意見が出て時間が足りない集会となりました。