こんにちは浦田関夫です

市議30年の経験から私なりの視点で発信していきます。

無責任な原発病は重症

2019年03月15日 06時36分47秒 | Weblog


私の一般質問が今朝の佐賀新聞に紹介されています。

私は、住民の避難場所は、避難者にとって安全な場所でなければならないという観点から「原発防災ガイドブック」で紹介されている避難場所の4割以上が自然災害リスクがあるのは改めるべきだと質したのですが、リスクがあることは承知しながら「施設には限りがある」「その時は臨機応変に対応する」とまともに向き合おうとしない市の対応にはがっかりしました。
中間貯蔵施設になる、リラッキングと乾式貯蔵施設についても、「青森県六カ所村の再処理工場に搬出する」としていますが再処理工場は、24回も完成が延期され続けています。
3号機から排出される「使用済みMOX燃料」の「再処理工場」の見通しもありません。
この様な状況で「再処理は破綻している」と問うても、「2021年上期には完成を願っている」と、九電の言い分をオウム返しにするばかりでした。
 九電の説明責任についても、市民向けの「公開説明会」を求めても「フェイスツーフェイスでおこなっている」と事業者の責任に迫るような答弁はありませんでした。
 国も県も市も九電も原発の危険にまともに向き合おうとしない「無責任な原発病」が重症と感じた一般質問でした。
 消費税増税が及ぼす経済や市民への影響についても把握していないことも明らかになりました。
 唯一良かった回答は、「小規模企業振興基本条例」を6月議会をめどに提出したいと答弁を頂いたことです。
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