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原子力規制委員会は昨日、原発のテロ対策施設である「特定重大事故等対処施設」が期限までに間に合わなければ原発を停止させることを決めたことを佐賀新聞は一面トップで伝えています。
九電などは、テロ対策施設の期限延長を規制委員会に申請していたものです。
私たちは、原発を動かすうえで必要な安全対策施設を後回しにして「原発再稼働ありき」の運転再開は認められないと云ってきました。
九電は、玄海原発を2基で月100億円の儲けがあると云われています。
周辺住民の命よりも企業の儲けを優先するやり方はあってはなりません。
そもそも、規制委員会もテロ対策施設が完成しないのに運転再開を認めたことは間違いであります。
しかし、今回の決定は「電力会社の虜(とりこ)にならなかった規制委員会の判断は評価できるものです。
施設の完成期限は、玄海3号機が2022年8月、4号機は9月となっています。
九電は、原発を止めてテロ対処施設の建設を急ぐべきであります。
写真は、裏山のタケノコです。猪も食べなくなって伸び放題です。
そのまま放置すると竹藪になるのでバッサリと切り倒します。
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