昨日は、午前中に「玄海原子力発電所対策特別委員会」が開かれ、経産省エネルギー庁の原子力担当者から現状と対策が説明されました。
私は、「核燃料サイクルに懸念」を表明しました。
六カ所村再処理工場が着工から30年経過しても稼働が出来ていないこと。
地震の多い日本で何万年の保管が可能なのかを質問しましたが、判で押したような回答でした。
夕方は、夏期労働講座に「社会的賃金闘争のはなし」を自治労連中央執行委員の佐賀達也さんが話されました。
「なぜ、日本は実質賃金が下がり続けるのか?」
最低賃金の果たす役割をスライドで使って話されました。
国民の世論と労働者の運動で、政府や経営者団体を動かしてきていることが報告されました。
今日の新聞に、佐賀県が初めて時給900円台になったことを伝えています。
中央審議会の答申より8円多く引き上げました。
このことは、山口知事も引き上げるよう助言したことは、はじめてのことです。
佐賀県は、福岡と賃金格差があり、福岡へ人口流失が止まらない原因にもなっています。
それにしても名目15万円を超えましたが、手取りは12~3万円です。
労働者の団結と運動で生活ができる賃金が必要です。