一見、異様な感じを受けると思うが、石の彫刻の一部で、天辺に登りつめた宿借りである。
全体を写せばハッキリするのだが、逆に宿借りが何だか判らなくなり敢えて接写とした。
彫刻の作品は、横須賀生まれの西巻氏(作成した当時は33歳)のもので、21年前 横浜彫刻展での受賞作品である。
その後、幅広く活躍しているようで、倉敷市の水島駅前・神戸市の六甲アイランド・美ヶ原高原などに、宿借りをモチーフにした作品を造り設置されている。
本品は、2年前に「涙」という彫刻作品を本ブログで紹介したが、その作品同様 港南台の駅前通りである。
作品は、空の部分をピンクに塗った後、グリーンハーブ効果を用いたものだが、冒頭に記載のとおり異様な画像に仕上がっている。