写画へのいざない

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三枝と小朝

2008-05-21 16:38:52 | その他
















  ・・・東西の落語家で、今、最もチケットが取り難いご両人・・・

 先月は2回、略半年振りに、ご両人の落語を聞きに出向いたので、その時の状況を・・・

「桂三枝、春風亭小朝 東西落語名人会」 於:4/10 よこすか件p劇場
 久し振り、腹から笑わして貰った三枝の創作落語。噺の筋はたわいないもので、殆ど忘れているが、経験を経ての結果か、生まれついてのものか、笑いのャCントを掴むのが上手で、話題も現在の世相を的確に捉えたもので、笑わしてくれる。
 取りを務めたのは三枝で、やけに意気込みを感じたが、反面、小朝は、取りの三枝に遠慮したのか、古典の「子別れ」をさらりと語つて流し、チョット物足りなかった。

「春風亭小朝スペシャル独演会2008<春>」 於:4/27 有楽町よみうりホール
 独演会ということで初演の噺を2席と、「文違い」を加え、3席を口演する。初演の噺は、「天狗裁き」と「井戸の茶碗」で、古典としてはお馴染みの噺だが、小朝が遣ると 一味違ってくるから不思議。
 また、小朝の魅力はマクラにもあり、金屏風の前での離婚式をネタにしてしまうほど、様々な時事ネタを次々と観客にぶっけ笑わせて呉れ、観客の心を掴んだ頃を見計らって、いつの間には本題に入り込むなど、その絶妙のタイミングには、恐れ入谷の鬼子母神・・・と言える。

 作品は、ネットより原版を選び、高温の渦巻効果を用い写画にしたもの。


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