小学校6年の頃か、長兄から紙相撲なる遊びを教わる
この遊びは、寸法などの規制はあるが、自分で力士を作り戦わせる面白さがあり、また、勝ち負けの技も多様で、足の角度、腕の長さ・角度、回しから下に付ける重しなどにより、その力士に得意技を持たせることもでき、奥が深く、一時 兄弟で夢中になったものである。
毎年 元旦に息子達が家族を連れ集まるが、この機会に爺の存在価値を示さんがため、孫に この遊びを教えようと、急遽 来る前に、ネットで調べ紙相撲を作る。
ところが、俄か作りのためか、意図した微妙な動きが得られず、孫たちは まったく興味を示さずガッカリしたが、その親である下の息子が、「俺が作った 丸太山 強かったんだよなぁ」と親父から遊んでもらった事を覚えており何とか面目を保った。
そんなことで、紙相撲で盛り上がることはできなかったが、逆に、孫たちが持ってきた任天堂のDSゲーム機の、今流行の「脳年齢」ゲームに大人達が夢中になり、確実に時代が変わっていることを痛感させられた。
作品は、俄か作りの紙相撲セットだが、粗を隠すため、モザイク・バブル効果を用い故意に原版の持つ画像をぼかしたが、不思議な画像に仕上がったと思う。
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