海山の創作ノート

工房T 海山の書、印、絵、版画、工作、etc.日々の暮らしの中で出来た作品を紹介します。 さて、今日は何を作るかな。

No.1142 本箱 その2

2018-03-15 | 工作


本箱その2

ベランダ廃材利用の作、記念すべき第15作目。(ちょっとオーバー)

既に材料の切り出しとサンドペーパーがけが終わっていましたから、本当は昨日中に組み立ててしまいたかったのです。

しかし、流石に一昨日の九州国立博物館と太宰府散策の疲れが出ました。博物館での展覧会は、知らないうちにかなりの時間歩きっぱなしです。途中茶屋で休んだものの、その後も一時間以上歩いて回ってます。博物館に入ったのが11時くらい、それから17時過ぎの電車に乗るまで、合計7時間程は歩いたことになります。その他、行き帰りを合わせれば、8時間くらいか。疲れるはずです。

で、昨日は家の中で軽く字を書いていただけです。

天気もそろそろ下り坂ですから、一気に組み立てました。慣れてしまえば30分もかかりません。

やっと、思い通りの形に完成です。

解体できるように、ボンドもダボも使っていませんが、コーススレッドの力は絶大です。しっかり固定されています。

本箱としましたが、本も入れますが、はがきサイズ、版画の用紙や作品収納、道具の整理用に使う予定です。

ここで一休み、この季節、外がとても気持ち良いですね。



活躍中の道具達です。


No.1141 染色用呉汁作り

2018-03-15 | その他


染色用呉汁作り

蚊帳のストールの墨染め用に呉汁を作ります。

墨は顔料ということで、呉汁は、顔料の布への定着に必要なタンパク質です。

食べ物としての、呉汁は前に何度か食べたことがあります。美味しいものです。しかし、今回は、染めの定着の為ですから、味はつけませんね。

上の写真は、前の晩から水に浸しておいた大豆です。昔の方法で作るとすれば、擂り鉢と擂り粉木です。

この擂り鉢は百均のもの。時々お茶を擂るのに使っています。

大豆がちょっと多かったのかもしれません。



擂りはじめましたが、やりづらい。擂り鉢がもっと大きくなければダメですね。大きいのもあるはずですが、探すよりも、電動の力を借りる方が早いので、バーミックスを使うことにしました。

直ぐにできてしまいました。



あとは搾って、汁を分離します。180ml程出来上がり。

残ったのは、つまりオカラです。

この結構濃厚な汁を薄めて使おうと思います。