第633話.気になった音楽(281)-存在としての癒し- George Harrison『Cheer Down』

2021-10-24 17:42:55 | 気になった音楽
湖畔人です。

さて、次はジョージです。

以前、第334話でTraveling Wilburysをご紹介しましたが、その際も”神々の戯れ”と申しましたが、ジョージハリソン、ロイオービソン、ボブディラン、トムペティ、ジェフリンというロックレジェンド達が一つのバンドを結成すると言う奇跡のコラボが、このトラベリングウィルベリーズでしたが、

今回のチアーダウンは、ほぼその面々で作った曲です。
トプペティが作詞、曲はジョージ、プロヂュースはELOのジェフリンです。

曲は、”うまく行かない事、シンドイ事、老い、色々あるけど、僕はいつでも君のそばにいて君を応援しているよ。だからCheer UP(元気だせ!)とは言わないよ、Cheer downでいいよ(<=ジョージの造語らしい)、無理すんなよって事、君は君でいればいい、ただそれでいいんだよ、もう、それで十分。心配はしないで”っていう、もうジョージらしい、とっても優しい、とてもとても優しい曲なのです。

彼の存在自体がなんと言うか、”癒し”そのものでしたね。

本当に惜しい人を人類は失ったものです。

でも彼の音楽は永遠に残りますね。

本当に感謝です。

湖畔人


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