華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

1月17日

2008年01月17日 22時44分28秒 | Weblog
阪神・淡路大震災が起きてから今日で13年。
当時、三木市民だった私に深刻な打撃があったわけではない。それでもあの揺れを感じ、その後の神戸の崩壊ぶりを目の当たりにした。崩れ落ちたセンター街のアーケードや隣りのビルにもたれかかった別のビル、2階だけつぶれ危ういバランスを保っていたマンションなど、今でも思い出すことができる。同時に大学3回生だった私は喪失感に襲われ、しばらく家で寝続けていたことも。

それらを日常的に思い出しているかといえばそうではない。時間とともに私の記憶もどんどん風化していっている。
神戸の街は見事に復興を遂げ、三宮などは13年前に比べより美しく、オシャレになった。そして私はそんな空間を楽しんでいた。

今日、学校で授業を受けているとき、ノートに確かに1月17日、と書いたはずなのに、帰宅してインターネットを見るまで今日がその日だということに気が付かなかった。

ショックだった。

それは今が幸せだということの証明かもしれないけど、やっぱり忘れてはいけない日だった。

被災者にとって流れた年月の長さは関係ない。
誰かが亡くなっていたらその事実は一生変わることはない。
大切な何かを失っていたらそれは二度と戻ることはない。

私に何ができるわけでもない。
それでも祈らずにはいられない。

あのような悲惨な災害がもう起こりませんように。

今日はちょっとまじめだぞ。
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