DETECTIVE YOSHIMI

豪州は著作権に関して非常にうるさい。なので論文を書くときは必ず!!引用文献をリストアップしなくてはならない。そのリストには細かい決まりがあるので非常に面倒くさいんやけど、これをやっていないとまず点数が確実に低くなるし、ひどい場合は“盗用”として退学、学生Visa剥奪にもなりかねない

というわけで、私も昨日の昼間は一生懸命それをやっていた。昨日の分はどの本から写真を拝借したかの書き出し
ところが。
どこを探しても一点分だけ裏表紙のコピー（書き出さなくてはならないほとんどの情報が載っているのでコピーを取っていた）が見つからない。本はとっくの遠に返却してるし、中身をパラパラっと見て気に入った写真が載ってる本を借りただけなので、タイトルはおろかジャケットすらも覚えていない。

サーッ（←汗の引く音）

やばい。

かーなーり、やばい

図書館には数千冊という本がある。いくらどの辺りから借りた本だとわかっていても、一冊一冊見ていくのには無理がある。学校の検索エンジンでいろんなパスワードを打ち込み、いろいろあたってみたけどすべて外れ。「どうしよう…」と泣きそうになりながら閉館時間が来たため図書館を後に。

帰宅後は昨日のブログにあるように、ひとりで酒を飲んだんやけど、酔いもちょっと醒めてきたころにこのことを思い出し、また一人でいやな汗　図書館が閉まっている今は何もできることがないし…とイジイジしていたところ、ふとしたことに気がついた
候補としてスキャンしておいた画像を作成日順に並べてみると、私が使用したファイルはnigoと蜷川実花の作品のあとにスキャンされたことになっている。

ということは。

nigoと蜷川実花の作品が紹介されている本に一緒に乗っている可能性が高い!

さっそく図書館の検索エンジンに打ち込み、照会（家のPCでも使える）。

ハズレ

nigo、mika ninagawaではヒットせず。

おおぅ…

再び頭を抱えていたところ、新たな閃き
「そうか、yahooの検索エンジンなら何かしらヒットするかも!!」
Yahoo Japanを開いて「nigo　蜷川実花　本」と打ち込んでみた。

ハズレ

「nigo　蜷川実花」でも思うような答えは導き出せず。

おおおぅ…

「でも待てよ、原稿は英語で書かれてたし、英語の検索エンジンなら引っかかるかも…」
というわけでYahoo Australiaで検索

ビンゴ!!

「Tokyo Style」
そうそう、確かこんなタイトルやった!!

もう遅い時間やったけど、酔いも手伝って一人ホレホレと小躍り。

しかしまだ問題が。

あくまで“可能性が高い”だけであって、この本に私が使用した写真が載っているとは限らない

というわけで、今日は授業もないのに朝7時に起きて、8時過ぎには図書館へ
そして見つけた「Tokyo Style」。ドキドキしながらページをめくると

あったー…

よかったよー（脱力）

ほんまによかった…。締切は今度の水曜日なのに、また一から作らなあかんかったかと思うとゾッとしてまう

それにしても、最終的にはラッキーだったとしか言いようがないけど、我ながら次々と手が思いついたものだと感心する

悪運だけは強いのかもしれないなぁ
いや、でも次回からはほんま気をつけよ。