華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

幸運でした

2018年12月30日 20時09分34秒 | Weblog
今朝もはげしく朝寝坊。
夜勤はうまく避けることができたけど、一晩で再び狂った体内時計のおかげでめちゃくちゃだるい。しかも昨夜は暑さもあってよく眠れなくて、しばらく床に寝転んでウトウトしたり。
久しぶりに夜勤をやってみて、たまにはやってもいいかと思うけど、この回復の時がつらいわ。

だるい体を振り切って、なんとか動き出す。今日はDママ弟妹と年に一度のランチ。ぐったりした状態でいくわけにはいかない。掃除や犬のご飯を作り、気合いでシャキシャキ動いた。
そして待ち合わせのパブレストランへ。

パトンガビーチといって、我が家から15分ほどのところにある、山間のビーチが目的地。都会の喧騒を離れて在宅で仕事をしている人や、退職した人が余生を自然の中で囲まれて過ごすために引っ越してくるような街。私は行ったことはないけど、軽井沢みたいなノリ? たどり着くには一本道しかなく、やや閉鎖された空間になる。Dママ弟妹たちはシドニー北部から出ているフェリーでこの街に到着できるので、今日はフェリー乗り場目前のパブレストランで集まることになった。

普段は人出の少ない地域やけど、別荘も存在するためこの長期休暇にはたくさんの人が休養にもやってくる。
というわけでパブレストランは満席を通り越してかなりカオスな状態(事前に電話したけど予約は受け付けないと言われた)。近くにはこのレストランしかなく、この環境下で総勢7名の席を見つけるのはほぼ不可能か…とお店出て前の道を歩いていたら、ある大家族がすっと立ち上がってテーブルが開いた。「空いた!」と私が叫ぶと同時に、Dはお店の前の植物の隙間を抜けてさっとテーブル確保。もうめちゃくちゃラッキーやった。Dママ弟妹たちは予定のフェリーが満席で乗ることができず、予定の待ち合わせから一時間遅れで到着するとの連絡。8名用のテーブルに3人で座っていたので、いろんな人が入れ替わり立ち代わり「ここ空いてる?」と聞きにくるほど。そのぐらいギュウギュウに混みあっていた。
このレストランは自分たちで注文カウンターへ行くシステム。そちらを見ると長蛇の列。この時点でDママ弟妹の到着まで45分ほどあったけど、これはもう列に並んだ方が絶対いいと判断し、勝手に注文の品を決め、Dは列へ、Dママと私でテーブルを守った。
この判断は正しく、Dママ弟妹が到着した少し後にDが注文カウンターに到着。Dママ弟妹達が飲み物のカウンターでビールを注文し終えるころに食事の注文ができた。
さらにラッキーだったのは、オーストラリアには珍しく(?)、お店も実に効率よく機能していたこと。私たちが頼んだ品がよく出ると思われる定番のものだったということもあるんやろうけど、注文してから10分ほどで全部やってきた。ぶっちゃけ1時間ぐらい待たんとあかんやろうと思っていたので、これは嬉しい誤算だった。お店側も年末年始に混むことがわかっていて、エビの盛り合わせ(この時期オーストラリアではよく見かける)やフィッシュアンドチップスなど、よく出るものは常に用意しているんだと思う。
取れたテーブルも、実は屋根がなくて直射日光が厳しいポジションだったんだけど、食事が来る頃にうまい具合に木の陰になってくれて、暑さに悩まされることはなかった。海に近い席だったので、そちらかの涼風もとても心地よく、暑さを感じないぐらい。本当に何もかもがうまくいったランチになった。


Dママ弟妹はいつもエネルギー満開でおしゃべりをする人たち。今日も大いにしゃべり、飲んで食べた、にぎやかなランチになった。私は話を振ってもらわない限り、カットインする余裕もないのが常なんだけど、今日はDも「心配しないで。僕ですら入り込めないから」。テーブルを確保し、長蛇の列にならんで、支払いも少し少なめに請求した私たち(小銭は頂かなかった)。まあね。年に一回のことだからいいのさ。

帰りのフェリーもあと数組というところで乗り込めず、屋根のない波止場のベンチでおしゃべりしながら小一時間。無事に見送ったのは4時半ごろだった。いろいろと疲れるけど毎年楽しませてもらっている。

帰宅したのは5時前。
DとDママを家で降ろして、私は昨夜取った有休の申請用紙を提出に職場へ。帰りに軽く買い物をし、荷物を降ろしてからワンコの散歩へ出た。
再度帰宅し、エアコンの効いた部屋でソファに座っている。先ほどから睡魔と戦っているところ。今はまだ9時だけど、これを書き終えたら私はベッドに向かう。

明日は大みそかだと今気が付いた。この猛暑の中で年末の気分を味わうことは私には難しい。明日は何をして過ごすのやら。少しは掃除をしようかな。
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