華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

優しさが行方不明

2023年02月09日 21時59分00秒 | Weblog
父が豪州の別の街に飛んでいき、今日で私はお役御免。

父と私は似ているため、互いに考えていることがわかりやすいものの衝突頻度も半端ない。この3日間はいろんな意味で濃密やったわ。でもね、基本はわざわざ会いにきてくれてありがたい話。あと何回こういう機会があるのやら。
ギャーギャーと日本語が飛び交う環境下で、Dは辛抱強く付き合ってくれた。父にもたくさん気を遣ってもらったしね。ほんとにありがたいことで。

お昼過ぎには帰宅。
家のことでいろいろとやることがあって、今日はそれをゆっくり片付けていた。そんな中で所用で診療所と税務署に電話をする必要があったんだけど、対応してくれた人はどちらもありえない対応。
まず前者は音声が「ただいま混んでいますので、折り返し電話します」という。なので自分の電話番号を残して待っていたら、スマホから離れた瞬間にかかってきた。でも2コール目で出たのにもう切れてた。もっと言ったら取った瞬間に切れた。お前、ふざけんなっ‼︎と早速折り返し電話。もう掛け直しを待つことなく、オペレーターが返事をするまで待った。そして問題解決。オペレーターが出た時に文句を言ってやるつもり満々やったけど、応対してくれた人の感じが良かったので何も言わなかった。

続いて税務署。
申し訳ないけど、受け答えの感じからして頼りなさそうなおじさん。某書類提出に際し、簡単な質問があっただけなのに、余計な質問をたくさんしてくる。「その情報は私の質問に関係ないですよね?」と言っても、私の話をさわりだけ聞いてトンチンカンなことばかりを繰り返す。失礼を承知で先方の話をさえぎり「黙って私の話を聞いてくれます?」と再度明確に、私が何を求めているかを説明。
でも今度は私の質問にまったく応えることができないおじさん。ちょっと誰かに聞いてくると何度も保留にしたけど、持って帰ってくるのはあやふやな答えばかり。挙げ句の果てに、誰かに聞いてごらんと吐かす。「あなたが税務署の人ですよね?」と聞いたら、この答えで合ってると思うから、とりあえず書類を出してみろという。話す限り君は教養がある人のようだから君の思う通りできっと大丈夫、と。「なんでそんなムダなことをする必要があるんですか? わからないから税務署に電話してるんです。提出にお金かかるんですよ⁇ もう他の人と変わってもらえます?」。さすがにキレたわ。
もう話すだけムダだと感じたので、もう結構ですと電話を切った。普段はこういう状況で相手を不快にさせることはない。けど、もういろいろ疲れて優しさを失いつつあった時にこの生産性ゼロの会話で、丁寧な態度は保てなかったわ。
問題は解決しなかったけど、もう一度書類を読み直し、自分で納得した答えを記入。補填に手紙を書いておいたから多分大丈夫。

あとでDにこの話をしたら「ようこそオーストラリアのお役所仕事へ」。お役所にもちゃんとしてる人はいるのに、こういう少数派でこんな風に揶揄されるのよ。

こういうことをしていたら忙しかった。なんかやることがいっぱいで全然落ち着けない。
宿題もまだ片付けてないのに、来週は最後の授業。さすがにヤバいと思い始めている。
今日までゆっくりする。明日は図書館かな。

夕方、雷が鳴ったせいでお嬢さまたちは私にベッタリ。

左の風景。


右の風景。


3人掛けのソファでギュウギュウ。
普段はとーちゃんっ子だけど、こういう不安を感じる局面ではかーちゃんっ子。Dは認めないやろうけどね。
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