華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

答えのない問

2023年04月28日 23時06分00秒 | Weblog
今日から仕事。午前シフト。

昨日師長に電話した時点で、私が出社したらスタッフ数がちょうど、と言われていたのに、フタを開けたらやっぱり不足。ギリギリで病欠が出たみたい。
言いたいことは山ほどあるけど、文句を垂れてる時間があればひとつ仕事が終わる。とっとと作業開始。

久しぶりにポート2へ。休暇から戻ってずっとポート3だった気がする。おかげで患者さんは誰一人知らない。インチャージの時に記録を読んだ患者さんはいたけど、実際お世話をするのは初めて。でもまぁ基本の看護は同じ。やれることから片付けていった。
一緒にシフトに入ったのが、きっちり仕事をする上にちゃんと手助けをしてくれる人だったこともあり、最終的にはスタッフ不足でもいい仕事ができた。やっぱり誰と働くかってとても重要だわ。

ところで。
最近ふと考えていたこと。
平たく言ったらもう生きてるだけという状態になった時、最後まで頭がハッキリしてる方がいいのかどうか。
リハビリ病棟ゆえに脳梗塞の患者さんが多い。脳のどこに、どの程度の損傷があるかで後遺症は変わってくる。歩いて病院から出て行く人もいれば、杖、車椅子の人もいる。そして家には帰ることが叶わず、施設に入る人も多数。
頭がハッキリしているということは、身体機能を失っていることを自覚し、元には戻れないこと、中には家族のもとに戻れないことを理解する。それを受け入れるのはかなり辛いはず。実際、脳梗塞の患者さんがうつ病を発症する確率は、健康な人のそれより30パーセントは高いとされている。脳の損傷との関連は不明だけど、状況からしてうつ病になるのも無理ないと思う。
だったらもう何も理解できない方が良かったりするんだろうか。家族に悲しい決断をさせることにはなるけど、本人は幸せかもしれない。
自分だったらどっちやろう?と考えて、結局答えが出ず、最終的に「健康でいよっ」という結論に至る。
でも、延命治療はないかな。Dにもそれは伝えてある。

帰宅。
買い物に行くのも面倒だし、そもそも緊縮財政なので、冷蔵庫にあるもので夕食。今夜は餃子。金欠のわりには豪華。久々食べた。我ながら美味しかった。でもビールは我慢。無駄な我慢とは思うけど、気持ちだけね。
日本から戻って地味に16時間断食を続けている。食事の時間は基本朝10時から夕方6時の間。目覚ましい結果は出てないけど、お腹周りが少しスッキリした気はする。肉体労働、かつ年齢的なこともあって、もう無理な減量はできないし、したくない。だからちまちまとね。

お腹が空くので早寝を心がけている。今夜はまた連続ドラマ版の「TokyoMER」を見ていた。もう5〜6回は見てる。結果はわかってるのに毎回ウルッとしてしまう。映画、見に行きたいなー。

ついさっきまで豪快に開いていたのに、急に起きて寝ぼけた様子のチャーリー。

おやつって聞こえた。

言ってねーよ。

一緒に早寝で空腹をごまかすとしましょうかね。



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