餃子の街・宇都宮  ある菓子店のひとり言・・・

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朝、交通事故が・・・・

2017年12月05日 23時44分07秒 | ブログ
朝8:30頃に、ドーンと云う音が聞こえた・・・。
事故?…ではないナと、その時は思った。
なぜなら事故の際には、「キー―ッ・ドーン!」という急ブレーキの音が入る事が多い。
今朝は、そのブレーキ音が無かった・・・。

8時半に、毎日開店するのが日課の当店ですから、愚妻が開店の為にサッシを開けると
「事故だよ!人が倒れているよ!」と、切羽詰まった声が・・・・。

遅ればせながら外を見ると、横断歩道上に女性らしき人が横たわっていた。
近くには、運転手の女性と愚妻しかいなかったので、救急車の手配を・・・と、電話をしながら
現場に近づく。
最後に通報者の名前を訊かれたころに、現場に到着した。
白いワゴン車と、自転車の事故の様だ。

横断歩道上に横たわって居るので、全く交通がマヒしていた。
愚妻も、動かした方がイイと言っていたが、運転手さんはまだ電話をしていた。
「救急車の方は、もう終わったよ!」と知らせたが、「警察の方にも・・・」と云ってまた電話を始めた。
妙に落ち着いていて、オロオロ・ソワソワなんかしていない。

この間1,2分位だったが、誰も近くには寄ってこないので、「俺が行かなくてはいけないナ」と、
横断歩道上の被害者の元に・・・。
慎重に背中から脇の下に両手を入れて、抱えながら引きずってくるが、彼女は靴も脱げていた・・・。
ようやく歩道まで来て安堵するが、腰に手を当てて痛がっていた。

手を離すと倒れてしまうので、片膝を地面につけて補強して倒れない様にと気を付けていた。
近距離の消防署から、救急車が到着して数人が降りて来た。
係りの方が運転手さんに用事があるらしかったが、彼女はまだTEL中だった。
救急車の係りの方が、小さな声で「警察にはもう連絡してあるのに・・・」と、つぶやいていた。
事故車は、まだ横断歩道上だったので、取り敢えず移動して欲しかったらしい。

救急隊員に、「こっちの腰から足にかけて痛がっています」と、
事故に遭った彼女を預けて「ホッ」と胸をなでおろす。
そこで先ほどからテキパキと、指示を出したり行動したりの頼もしい人がいた。
聞いてみると、消防署の人だという。(通勤途中に事故に遭遇した様だ)

自転車の前かごには、片方の靴があって、もう片方は車の下方に見えていた。
ペダルは?と 見れば、衝撃があったのだろう・・・、真ん中の心棒だけが残っていた。

その内に救急車が行き、警察が来て事故処理が始まっていた。
警官が4人ほど店内に来て、「事故に遭った自転車のカギ預かっていますか?」「エッ?」
「確か・・、貴重品(後ろカゴにあったバッグ)と一緒に救急車で運ばれた人の元にいっている」
と云ったら、納得顔になった。
「こん平堂さんですネ」って、念を押されたので、まぁハズレではないから80%正解として
「アッ,ハイ」と、及第点を上げた。(笑)

やがて事故処理も終えて警察官も引き上げて、もう一方の事故の当事者が出発したのが
9時半で、丁度1時間だった。
事故になってしまった方にとっては、悪夢の様な時間だったと思いますが
運転者の彼女の落ち着き、冷静さは、いったいどこから来るんだろうか?
人をはねてしまったら、もっとオロオロしたり、深いため息をしたり、下を見たりとか
それなりのパターンが見られるのかと思ったが、微塵も感じられなかった。

夕方、ご主人がご挨拶に見えられて、済生会病院から南部の病院に転院になったそうです。
腰椎骨2本が骨折していたとの事でした。
意外にも、永く痛みを引きずって行くのかも知れない・・・・。



コメント
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