ＮＨＫ・Ｒ１ 「歌謡曲って何だ？」 / 『孤独の太陽』・・・有田弘二＆『雨に咲く花』・・・井上ひろし

珍しい事もあるものです・・・有田弘二さんの『孤独の太陽』なんて、最近どころか・・・ラジオから
流れて来るなんて無かった事です。
いつか聴きたい歌と思っていましたので、大変懐かしいですね。

当時は、各レコード会社で歌謡番組を持っていまして、土・日を中心に３０分番組を放送していました。
スターを抱えていたコロムビア、ビクターはもちろん、東芝や、グラモフォン、ポリドールの中堅から、
新規参入間もないクラウンまで番組を持ち、自前の歌手の養成から売出しに躍起でした。

クラウンの歌番組で、毎週ｘ２出たのが水前寺清子さんで、憶えようとしなくても憶えてしまった。
かくして「涙を抱いた渡り鳥」は、大ヒットを飛ばし、彼女はスター街道を突っ走った。

そして、コロムビアから売り出されたのが、『孤独の太陽』の有田弘二さんだった。
同じ様に、毎週のようにＴＶには出ていたが、チータの様には行かなかったが
それでも大ヒットに結び付いた。
当時のコロムビアには、舟木一夫、梶光夫、安達明、島和彦など青春スターが目白押しで、
彼も仲間入りしコロムビアの重要な中堅歌手に育って行った。

☆有田弘二（名古屋出身）の芸名は、付き人をしていた藤村有弘さんが名付け親。

孤独の太陽　作詩：西沢爽　作曲：和田香苗

１、抱いてやりたい　細い肩
　　　じっとこらえて　目をつぶる
　　これが別れの　夜なのに
　　おれは涙を　この胸に
　　ひとり燃えてる・・・
　　　孤独の太陽


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☆雨に咲く花・・・・歌・井上ひろし

作詞：高橋掬太郎、作曲：池田不二男、
唄：関　種子／井上ひろし

１　およばぬことと　諦めました
　　だけど恋しい　あの人よ
　　儘になるなら　今一度
　　ひと目だけでも　逢いたいの

歌謡曲ファンでしたら、一度は聞いたことがあると思われます。
最初は、関　種子さんの歌でしたが、井上ひろしさんがリバイバル（今ではカバーなんて言いますが・・・）で、
昭和35年（1960年）に大ヒットしました。

人気絶頂の頃、水原弘 守屋浩とともに、当時」「三人ひろし」と云われた。
橋幸夫さんが、「潮来傘」で大ヒットを飛ばすのもこの年、昭和35年（1960年）であった。

◆雨に咲く花・・・・歌・井上ひろし・・・・・・・・カバー（素人さんですがムードがあっていい歌です）

私が、歌謡曲に目覚めるには、まだチョッと前の事です・・・。（小学五年生）