チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

上げ底

2008年06月07日 10時51分30秒 | 日記
スピード社の水着を着ると新記録続出とか。
日本の水連は国内の水着メーカーと契約をしているので
北京オリンピックに
選手たちはスピード社の水着は着られないと言う
そうすると
スピード社の水着をつけた外国選手に負けてしまう。
みんな浮き足立っているように見える。

北島選手が
「水着が泳ぐのではなく、あくまで人が泳ぐのです」
と言う言葉も
風に吹き飛ばされている

確かに
縫い目などない魚に近づく水着がよいのですね。

競泳水着はともかく
下のパンツだけでも記録が違ってくるって
魔法の水着ですね

歩く歩道なども
自分の歩く早さがいきなり早くなる

本来自分の肉体で挑戦をするのがスポーツなのではないかしら、
水着のお陰で新記録樹立ってどこか貧しい

お化粧して実力以上の美しさを誇っても
歩く歩道にのって
「私って早いでしょう?」
と自慢しても

本当の本当の実力を認識しているのは
ご本人だけ

競争のためだけに
上げ底するって言うのさもしいって!

安物の海老のてんぷらみたい
中身は小さく衣ばかりが大きい。

何か腑に落ちないなあ。
コメント
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