チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

嫌いとか好きとかーー

2010年09月10日 10時54分20秒 | 日記
昔の日本人は
「嫌い」という感情を露骨に出すことをはばかった
「好き」という気持ちを表すのもほのぼのとだす
ことを好んだ

最近はテレヴィで一応知識人とされている人たちが
声高に「大嫌い」「気分が悪い」
などと特定の人に対して言う

其れを聞いている人たちはその感情に同調している人も
感情を露骨に出している知識人を見て
「この国はおかしい」と感じている人もいる

生活に格差が出来たように
感情表現にも格差が出来た

さて
チャコちゃん先生は「嫌い」という感情があまり出ない
これは小さいときからで
「それはいや!」
と駄々をこねると
「嫌な理由を20個書いてみたら?」
とよく父に諭されていた

20個も
「此処がいや、こういうところが我慢ならない」
などかいているうち
「嫌い」という感情が消えるが
もっとダイジなのはその「嫌い」の中身に
自分自身の嫌な部分が重なり合ってくる
そうするとラッキーなんだよな
自分の悪いところを直せるもん

いまでも「苦手な人」は出現する
どこが苦手かなと20個書きだしてみる
大体20個も書けない
書いているうちに爆笑してしまう
おっかしい

自分が嫌いだなと思うことに素通りしてもいい
しかし
正面から取り組んだ方が自分がよく理解できるよ

死ぬまで一生付き合うのは自分自身
そうしたら自分を理解する方法をいろんな方面から試した方が
お利口だね

そうすると生きることがとても楽しいものになると思う
人と争うとか競うとか相手を貶めるとかしゃらくさいね
コメント
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