チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

大相撲秋場所

2012年09月21日 10時13分15秒 | 日記
何年ぶりだろ うそう10年以上になるかな
久しぶりに両国国技館へ
前に行ったときは奥順の社長と市亀の社長というそろい踏み
正面の枡席に陣取り
食べること飲むことに集中していた

テレヴィ画面に最も映りやすいところに座っていたらしく
「チャコいい加減にまじめに土俵を見なさい」
と男友達から携帯に電話がかかり
そこで初めてテレビに自分の姿が映し出されていたことを知る

勝負のときはまじめに観戦
呼び出しや仕切り直しのときはひたすら飲む喰う
「飲んでばっかりいないで土俵に目を向けなさい」
またもや携帯にお叱り
「まじめに見てるのに」とぶつぶつ

と勝負のときはテレヴィはその動きをアップで捉え
仕切り直しやチョット間のあるときは客席にカメラがむく
と言うことが分かった

其れが分かった頃は三役の時でかなり無様な姿だったことだろう
きものを着て観戦するのは砂被りの席にいる玄人さんが当たり前で
素人の着物姿は珍しいらしい
確かに少ない

昨日はわがスタッフ4人がきものを着て観戦
途中回向院に向かい鼠小僧のお墓参りをする
「わが秋桜舎に金銀ばらまいてね」
とお願いし
「ここは鬼平衛にも良く出てくる所よね」
鬼兵衛モードで歩いていたら向こうから美しい力士がやってくる

藍染めの浴衣をりりしく着ていて姿形が綺麗
「おつかれさま」
と声を掛けたら
「ああはい」

いざ国技館に落ち着くと
「さっきのお相撲さん綺麗だったわね」
と4人が同時に言葉を発し
どの人だろう都早買い込んだ顔写真のなかを探す

「いない」
「この人の顔と似ている」
栃ノ心を指さす
土俵に栃ノ心が現れるや
「こんなに大きくないもっと少年ぽかった」
「名前聞いておけば良かったのに」

「とてもとても口聞けないほど初々しくて綺麗だった」
「おばさんくらいでしょうお疲れ様と言えるのは」
「へッおばさんかえわたしはーーー」
とむくれるチャコちゃん先生

「オキノウミー」
と大声をだして応援するチャコちゃん先生
しかしあっさり負ける
「あの声がいけない稀勢の里には声かけないでください」
「ハイ」
勝ちました

「隠岐の海よりあの力士の方が綺麗だわあの力士探す」
移り変わりが激しい

女心と秋の空

最後道路で浴衣姿の力士と写真を撮ったらその力士は栃ノ心
今場所三勝していない女神になれるといいな

コメント
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